イエスを信じる者

ローマの信徒への手紙3章21~31節

 澤田 武師

主題聖句 「すなわち、イエス・キリストを信じることにより、信じる者すべてに与えられる神の義です。
        そこには何の差別もありません。」 22節

 小松川教会は、ホーリネス信仰を継承し、ホーリネス信仰をもって日本基督教団の中に留まった、ホーリネスの群の教会の一員です。
 ホーリネスの群規約第3条には「ホ群は聖書的福音主義信仰に立ち、新生、聖化神癒、再臨の特色教理を強調し、特にウェスレアン・アルミニアンの神学的伝統を受け、体験的ホーリネスをもって公同教会の形成に寄与することを目的とする」とホーリネスの群の教会は、神様の救いを「四重の福音」として、その特色教理を受け継ぐ信仰の共同体として存在すると宣言しています。
 しかし、これはホ群教会が特別な事を信じているということではありません。福音には統一性と、福音のどこを強調して受け取るかによっての多様性があります。
 パウロが罪を言い表すのに用いた言葉は、「ハマルティア」的外れと言う意味の言葉です。パウロは罪を、神様と人間との関係の破れであり、神様の祝福から漏れさせる力であると語ります。そして、神様のとの回復は人間の行いでは得られないと語っています。
 21~22節「ところが今や、律法とは関係なく…神の義が示されました。‥‥イエス・キリストを信じることにより…信じる者全てに与えられる神の義です。」新しい時代の到来、預言されて来た救いの約束の成就である。「信仰義認」イエス・キリストを信じることによって、はっきりと示される救いの完成であるとパウロは宣言をします。
 ホーリネス信仰が伝えます「新生」とは、「信仰義認」をより私の信仰体験、それは日常の中で起こる私の「救いの恵み」として得ることです。「新生」の恵みは必ず与えられます。
 「つまり自分が救われて新しく変えられた、新しく生まれ変わったという現実の変化を伴う救いの経験が強調されます。」(引用)
 また、「新生」の恵みによって呼び集められた者たちが、礼拝をまもり、兄弟姉妹の交わり、一人一人の信仰が組み合わさって見えない教会として立ち上がっています。それは「何の差別もなく」すべての人に与えられる、新たに生まれ変わった恵み、生かされている喜びです。
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