大いなる約束
コリントの信徒への手紙二 6章14節~7章1節
緒 旧新約聖書は様々な神様の約束にみちています。
その中で最も大きな約束は神様ご自身が私達の内にお宿りになつて下さるということです。
本論
A)その約束が与える恵み
1)約束のみ言葉
① 出エジプト記29:45~46
② Ⅰコリント6:19~20
③ 黙示録3:20
2)キリストイエス様が内にお宿りになるとは、聖霊に満たされることです(使徒2:1~4)
それはまた愛、喜び、平和(ガラテヤ5:22~23)の品性の実を頂き、聖霊の導きの生涯
(同5:16~18)を感謝と希望に満ちて歩む事ができるのです。
B)この約束の恵みに与る第1の条件
それは「肉と霊のあらゆる汚れから自分を清めること」Ⅱコリント7:1b
1)パウロは人類の罪とユダヤ人の罪について語つています。
① 宗教上の罪 ― あらゆる偶像礼拝 ― ロマ1:18~23
② 性的な罪 ― ロマ1:24~27
③ 道徳上の罪 ― ロマ1:24~32
④ ユダヤ人の罪それは人を裁く高慢と律法を知りながらこれを犯している罪 ― ロマ2:1~29
ユダヤ人の罪はクリスチャンの罪でもある。これが人間の霊肉を汚している。この罪から清められよ。
2)キリストの十字架の贖いはこの罪の赦しと清めのためである。
主イエス様はご愛をもつて私たちのすべての罪を負い、贖いのみ業なし遂げてくださったのです。
今罪を悔い改めイエス様を救いと信じるなら貴方は罪赦され清められます。Ⅰヨハネ1:9
C)恵みに与る第2の条件
それは「神を畏れて、完全に聖なる者となること」Ⅱコリント1:7c
1)「聖」くなるとは神に献げられた者になることです。ロマ12:1
2)十字架の血によつて贖われた私たちは既にキリストのものなのです。
昔奴隷は自分を買つてくれたご主人のものです。ご主人の命のまま何をどうされようと服従したのです。
私たちキリスト者は主のみ旨のままに従う者とされたのです。
3)私の身も心も、財も時間も、どんな賜物も主のためにお用い下さいとお献げするとき
主はこれを喜び、私の内にお宿りくださるのです。
結 祈り深く、謙虚にこの信仰を主にお献げすれば主は直ちに聖霊を満たし、ご自身器として私達を用い、
祝福してくださるのです。ハレルヤ。