主に結ばれた仲間
コロサイの信徒への手紙4章7~14節
主題聖句 『わたしの様子については、ティキコがすべてを話すことでしょう。彼は主に結ばれた、愛する兄弟、忠実に仕える者、仲間の僕です。』 コロサイの信徒への手紙4章2節
ローマ帝国は現在のような「郵便制度」を整備していましたが、一般庶民が自由に利用できるものではありませんでした。庶民が手紙を出す時には、個人的に信頼のおける人に手紙を託して持って行ってもらうか、その方向に出かける商人などを探し出して、配達を依頼しなければなりませんでした。
挨拶に続いてパウロは、主に結ばれた者たちとして8人の名を記しています。彼らの祈りと働きとがパウロに伝道者としての力を与えていること、彼らは宣教を支える者たち、共に歩む同労者であることを伝えています。
ティキコとオネシモは、コロサイの信徒への手紙を運ぶ役割をパウロから託された者たちです。パウロの手紙は教会には大きな励ましとなりました。コロサイの教会では、ティキコとオネシモからパウロの個人消息をも聞くこともできました。彼らの報告は教会と兄姉の信仰をさらに強めたことでしょう。
アリスタルコ、マルコ、そしてユストと呼ばれたイエスは、ローマで捕らわれていたパウロの一番近くにいて、最後まで従い続けた者たちです。
「慰め」とは、復活されたキリストの喜びを唯一の泉として、そこから絶えず流れるものであります。パウロは共に歩む彼らの中に、復活のイエス様を見い出したのではないでしょうか。それこそがパウロの慰めとなっています。
「キリスト・イエスの僕エパフラス」彼は、コロサイの教会にだけに留まらず近くの教会にも心をとめて、牧会に励んでいたようです。「いつもあなたがたのために熱心に祈っています。」祈りの人であるパウロが、これほど褒めた人物は他にはいないでしょう。反面、デマスは後に、背教者となります。
また、ルカはパウロと宣教旅行を共にした者であり、パウロの回心の記事を三度、使徒言行録に記しました。伝道者パウロが存在するのには、復活のイエス様からの迫りがあったことを、ルカは祈りを込めて記しています。
主に結ばれた仲間たち、その中に私たちの名前もあります。感謝と喜びを持って、ここからの一週間も信仰の仲間たちと共に歩んでまいりましょう。
📢音声