佐々木良子宣教師を支える会ホームページ

フィンランドでのご奉仕　2017/12/24

　今年は12月24日が聖日と重なったために、いつも午後にお借りしているボンヘッファー教会がイヴ礼拝の準備のために、私たち独自の礼拝をお献げすることができなくなりました。役員会で検討した結果、各自が近くのドイツ教会に出席することとなり、私は説教のない聖日となりました。
そのような状況の中でフィンランドの日本語教会の先生が私のことを招いてくださり、説教のご用をさせて頂きました。ヘルシンキから電車で８時間かけてやっと辿りつくという北極圏でのホワイトクリスマスを過ごさせて頂きました。イヴ礼拝は地元のルーテル教会に行き聖餐式の恵みにも与ることができました。北欧の地に足を踏み入れたのは初めてで、又、そこで出会った教会員の方々や留学生等とのお交わりはとても新鮮でした。そしてその群れにお仕えしておられる先生のお働きを目の当たりにして、仕えることの幸いを目の当たりにして色々と感慨深い時を持たせて頂きました。
しかし、どんなに多くの恵みを頂いても、私がお仕えしている教会員の方々と共に礼拝をお献げすることができなかったことは、一抹の寂しさをも覚えた時ともなりました。独自の会堂をもっていないということを痛切に感じたクリスマスでもありました。