ドイツ ケルン・ボン日本語キリスト教会での佐々木良子宣教師支える会のHPです

ドイツ国教会との合同礼拝 2016/06/06

 今日の聖日はいつもお借りしているドイツ国教会の方々との合同礼拝と共にお食事の時も持たさせて頂き、60名位の方々と共に感謝な 時を過ごすことができました。説教はまるで分かりませんでしたが、ご一緒に礼拝が守れたことと聖餐式に与ることができ感謝でした。こちらの先生も女性牧師 で、今日特別メッセージされた先生は若い女性牧師で、新婚旅行に日本に行ったそうです。報告の時に今度就任式を行う日本の教会も女性の牧師と少し日本の教 会も紹介してくださり嬉しく思いました。
 今までは自分からドイツ人に話しをすることはドキドキして消極的でしたが、これではいつまでもドイツ国教会の先生や教会の方々と距離を置いてしまうと思い 勇気をもって話しをしました。その時に必ず言い訳を先に言います。「私はドイツ語はあまり良く話ができません。ドイツ語を今、習っ ている所です。」というと、一生懸命聞いてくださり、私がちょっとした言葉をドイツ語でいうと「良くできる!」と褒めてくださり、大いなる憐みの心をヒシ ヒシと感じています。私と真剣に向き合い、青い綺麗な目で「頑張れ!」というようなま なざしで見守って聞いてくださるということは、涙が出るほどありがたいことです。日本の教会の牧師事情もよく知っておられ「日本の教会の牧師はとっても忙 しい」と、そんな会話をしました。こちらの牧師とちょっと距離が縮まり嬉しかったのとお話しすることに少し自信が持てるようになりました。(因みにまだま だひどいドイツ語です)

 しかし、今日は教会に行く間際に大変なことがおきました。玄関のドアの 鍵が抜けなくなり教会に行けなくなるところでした。「この聖日の朝に・・・」と、泣きたくなりました。いつもお世話になっている近くの役員の方に電話を し、又、前のアパートに住んでいるオランダ人の教会の方にも電話をしてすぐに来て頂きましたがどうにも抜けず、私が教会に行かない訳にもいかないし、鍵を あけっぱなしではいけないし、誰かがアパートに残ろうと話をしました。
しかし、オランダ人の方が隣の住人に何か工具でも借りようとベルを押し、お兄さんが出てきて暫く一生懸命力づくで奮闘してくださり、やっと鍵が抜けまし た。お兄さんが親切な方で頑張ってくださったお陰で誰も留守番することなく、皆さまと一緒に教会に行くことができました。隣のお兄さんは私の恩人です。 時々、階段などでは会いますが、「こんにちわ」「さようなら」位のやり取りでしたが、これでお友達になれました。お礼にコーヒーを持っていったらとても喜 んでくださいました。何かあった時に頼りになる方がお隣にいることも知ることができ感謝です。2つ隣の駅にスポーツ大学がありますが、そこの学生さんのよ うです。気持ちの良い方でよかったです。一瞬は泣きたくなりましたが、このことで又、新しい関係もできたのでこれも良しです。いろんなことがありますが、 そうしてこの地に馴れていくんでしょうね・・・

 今日は2週間振りにキラキラするお日様が一日出ていました。ずっと山小屋にいるようなお天気ですごかったです。しかし、ドイツ人は傘をさすのが嫌いで豪雨 の中でも ヤッケ?の帽子をかぶってずぶ濡れで平気でいる人もいてびっくりです。私はゴム長靴にレインコートにしっかりと長い傘をさしてますので、ドイツ人から見る とおかしな恰好だとおもいますが、かまっていられません。だいたい、長い長靴も長い傘も売っていません。みなさんすぐに壊れそうな携帯の傘です。所変われ ばですね!
いろんなことがあった一日でしたが、全てを善にしてくださった神様に感謝です。


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