ドイツ ケルン・ボン日本語キリスト教会での佐々木良子宣教師支える会のHPです

郵便局での出来事 2016/05/12

さて、郵便局のおばさんに怒られました。
ちょっとした荷物であれば、縦 +横+高さ=90㎝で500グラムまでだと手紙扱いで3,7€で安価で早く日本に送れます。結構な容積です。
これで送ろうと思いちゃんと計算したのですが、少しオーバーしてしまい次のタイプの7€となってしまいました。これだと1キロまでの値段です。
分からずに3,7€を出したら、こわ~い顔で「ちがう!7ユーロ!7ユーロ、7ユーロ」と、私が数字が理解できないのかとばかりに言われました。
「お言葉ですが、お蔭さまで数字の聞き 取りは外人でもできます!」と心の中でいいながら、
「それでは、今回はこれは送りません」と言ったら一度貼ったシールをひきちぎり早く帰れ!とばかりに睨まれました。

にも拘わらずひるむことなく家に帰って、7€出さないとならないなら1キロまで入れようと、別のものも入れて包み直しました。今度は絶対にオーバーしないように少し余裕をもっていきました。
問題はここからです。運悪く、又、そのおばさんに当たってしまい、再度怒り心頭で「さっきもってきたのと同じではないか、何度も何をやっている。さっき 7€と言ったときは送らないといったではないか!」みたいに怒られました。「さっきのとは違って、入れ直しして持ってきた」といいたか ったのですが、怒られてドキドキしているのと上手く伝わらなくて・・・・ 「ごめんさない」と言っても返事もせずに、私がお金を払って受け取った荷物を下 に投げました・・・・ 次のお客さまには「ハロ~!」と爽やかな明るい声で対応していました。私の背中は泣いていました。
近くのショッピングセンターにある郵便局で便利なので、これからも利用すると思いますが、あまりいない日本人だからきっと顔も覚えられているだろうし、これからが思いやられます。
整形して扮装していくしかありませんが、そういう訳にもいきませんので、お祈りしてあのおばさんが「私を忘れてくれるか」、「外国人だから、仕方ない」と優しい心を神様が与えてくださることに期待するし かありません。
初めての恐ろしい場面でした。
しばらく、茫然とふらふらショッピングセンターを一人寂しく何の目的もなく歩いていました。
怒られたことよりも、自分の思いをちゃんと伝えることができなかったもどかしさです。
語学力のなさです。「しかし、まだ1ヶ月! 怒られながらもちゃんと自分の目的は達成できたではないか」と慰めながら、1,8€のイチゴを買って自分に元気づけて帰ってきた次第です。
このイチゴを食べる度にあのおばさんの顔が出てきそうです・・・
そういえば、このイチゴの立派さと力強さはあのおばさんのエネルギーのようです!





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